あら、おー!新発見ツアー「菖蒲園と助丸地区散策」

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こんにちは。今回のツアーレポートは案内人の林が担当します。
ところで、皆さんお気づきでしょうか? 今年に入ってからのツアポート出だしが全て『こんにちは』で始まっている事に。私もそれに倣って『こんにちは』から始めてみました。因みに林のレポート長いです。

さて、新発見ツアーと名前を変えて2回目のツアー。5月27日土曜日『菖蒲園と助丸地区散策』がなんとか無事に終了いたしました。今回はスタッフの人数がいつもより少なく、始まる前からリーダー平木がテンぱって大変でした。~テンぱるとは、焦る、いっぱいいっぱいになる(余裕がない状態になる)こと~
集合は西養寺駐車場。お客様は9時集合ですがスタッフは8時過ぎには集合場所に集まります。いつもニコニコしている平木ですが笑顔がありません。どちらかというと恐い顔。
最近、♪~ママの怒った顔はシーサーに似ている~♪~ジャミラの時もある~♪ という私のお気に入りCMがありますが、あのときの平木の顔は確かにシーサーだったと私の記憶に残っております。
ツアーに参加してくださるお客様に楽しんでいただけるようコースを決め、何度も下見や打合せをして、練習もして。責任感の強い平木の人柄が感じられました。

私は駐車場案内係。県道29号線の西養寺入口辺りに案内人の旗を掲げて立っていました。車が通るたびに旗を見えるように高く上げて案内していると、通り過ぎる車のスピードがゆっくりとなり、何事かと私の顔と旗を確認して、そしてまた走り出すという、「注目されてるよ、私」状態。「なんか、照れるなぁ」と、あさっての思考の私は、綺麗な立ち姿とか、腕の動かし方とか考えていました。そんな中、集まってくる参加者の皆さん。わざわざ、車の窓を開けて笑顔であいさつをしてくださり、ありがとうございます。とても嬉しかったです。

さあ、受付も終わりそろそろ出発です。
集合時間に間に合わないお客様数名。集合場所がわかりにくかったか?私達の反省点です。
早くから集まってくださった方もいるので、数名の方は受付の平川に任せて私達は出発です。
平木の挨拶が終わり、西養寺を抜けて裏の道に向かって歩きます。
みのり保育園の横を通ると元気な園児達が話しかけてきます。「おばあちゃん達何してると?どこに行くと?」子どもは素直です。『おばあちゃん』という単語に反応しながらも、かわいい子ども達の言うことですから、確かにあなたたちからみたらおばあちゃんの年齢ですからと大人の反応。皆、笑顔で先に進みます。

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最初に到着したのは、『平川菖蒲園』
ここで平木が菖蒲について話を始めると、菖蒲園の中で地元の方がお花のお世話をしていらっしゃいました。「明日じゃなかったとね~?」といいながら外に出てきてくださり、この平川菖蒲園についてお話をしてくださいました。
この平川菖蒲園には沢山の種類の菖蒲があり、それぞれ咲く時期が少しずつ違うそうです。また、花一輪は3日間咲いて枯れてしまいますが、また下から次の花が咲きます。枯れた一輪をそのままにしておくと下の花が咲きにくいということで枯れた花は摘んでいるということでした。花の種類によって満開の時期が変わり一週間ぐらい次々と咲いていく。この平川菖蒲園は長い間、菖蒲の花を楽しめるところなのですね。「今日はどの花が咲いていますか?」と30種類以上の花の写真が張ってありました。そして、注意してほしいこととして、菖蒲園の中にまむしが出ることもあるそうで、中に入らないようにと教えていただきました。

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坂道を進むと次に着いたのは『やまおやじ』地鶏・炭焼きダイニングのお店です。民家を改造して作られた手作りのお店です。皆さんの感想は「この場所にお店があるなんて知らなかった」。新発見です。
古い道具が飾ってあったり、手作りの囲炉裏があったり、お店の中になんとブランコまで。庭ではワンワンと吠え続ける犬。しっぽをぐるんぐるんと振っていたので、沢山の人が来て喜んでいたのかなと。反対側の隅っこでは猫が皆をじっと見つめていました。犬と猫、性格の違いが出ていますね。

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次は助丸区菖蒲園に向かいます。菖蒲祭りの会場になるところです。車も通らない細い下り坂。なかなかこの様なところは歩く機会はありません。
「何もないのに地元のものではない人が一人で歩いていると、今のご時世、不審者と思われるかもしれん。だから、このツアーで皆で歩けるのは良いね。」と参加者の方からそんな言葉が出ていました。それを聞いてちょっぴり嬉しい気持ちになります。
実は、私は歩くのがちょっと苦手。ここ数年でかなり太ってしまって体を動かすのが辛い辛い。体が重いんですね。膝も痛くなるし。でも、不思議なことに、この新発見ツアーでは歩いています。皆でのんびりゆっくりと歩く。歩け歩けのウォーキングツアーは色々なところで企画され開催されていますが、私達のこの『あら、おー!新発見ツアー』は歩く事自体が目的ではないので、「歩くのは自信が無いわぁ」って方でも大丈夫です! 皆でゆっくり楽しく歩けるのは本当に良いですよ。

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そんなこんなで菖蒲園に到着です。ここでは花菖蒲愛好会の方々が素敵なおもてなしをしてくださいました。日差しをよけるテントに歩いてきた体を労るありがたい椅子。美味しいお茶とお菓子。そして、花菖蒲愛好会会長の古嶋さんからのお話。
例年ならば、すでに半分は咲いている菖蒲が今年は遅れている。それは、朝晩の気温が低いから。自然のものなので、気候によって早く咲いたり遅くなったりと左右される。
そういえば、昨年度のツアーでの桜もまだ咲いてなかったなぁ。今年の春は全体的に花の開花が遅かったような気がします。菖蒲について、又、次週に開催される菖蒲祭りについて、時間の許す限りお話しいただきました。その後皆で記念撮影。
「綺麗に撮ってね」「任せてください」そう、胸を張って言いたいところですが、私の技術で大丈夫なのか?綺麗な方はより美しく、そうでない方はそれなりに(←ちと古い)
皆様の楽しそうな様子が伝わるといいなぁと思っています。

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まだまだツアーは終わりません。今回、盛り沢山。名残惜しくはありますが、菖蒲園にお別れを告げ、先に進みます。
途中、池がありまして、沢山の亀が水の中から顔を出しています。独特の匂いがするドクダミの花が咲いています。(ドクダミ茶にするといいよと教えていただきました)
畑の中では地元の方がお花のお世話。水やりをなさっていました。助丸地区、歩いていて思ったのですが、町がとても綺麗です。ゴミもなく、朝から総出で草刈りをされていましたが、多分、地元の方それぞれがいつもこうして綺麗にされているのだろうなと。そう感じました。私達の町でも見習いたいです。

県道29号線を渡り、一直線の道を進みます。関川を挟み前方左手に三ノ宮古墳があります。ここで、平木が三ノ宮古墳、前方後円墳についての説明を始めます。ここでも、テレビショッピングのごとく、「ほぅー、へぇー」と。知っているようで知らないことが多いなぁと、平木の説明を聞いていてそう思いました。
そのまままっすぐに進み、川沿いを右に曲がります。そこは枝垂れ桜の並木道。今年はもう桜の季節は終わっていますが来年が楽しみです。
平成23年に『くまもと緑・景観協同機構』の支援を受け植樹されました。植樹されてから6年が経ちましたが、もう数年もすると見事な桜並木となり、助丸地区の新たな名所になることと思います。
この堤防は地元の方の散歩道になっているそうです。

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助丸橋を渡り大牟田市に入りました。
「え~荒尾の町歩きじゃないの?どこまで行くの?」まあまあ、細かいことは置いといて、黙々と歩きます。そろそろ参加者の方も疲れが出てきたのか?歩いているところが日陰だったのが幸いでした。有明高専を通り過ぎ、到着したのは萩ノ尾古墳。長い階段があります。これを上るのかと、テンションが下がります。
「なんか、罰ゲームみたいね」
あ~、とうとうそんな感想が・・・。申し訳ない気持ちを抱えながらも
「この階段を上るのも一生に一度かもしれませんよ。」とフォローにならない言葉をかけました。
階段を上り終わると、そこに現れたのは臼杵大仏。じゃない、案内人の平川です。
色は見えないけど緑色の風(平川談)が皆を包みます。(ちょっと虫が多かったけど)
萩ノ尾古墳は、全国的にも有名な装飾古墳で、今回は、いつもは鍵が掛かっていて入れない横穴式石室の中に入ることが出来ました。奥の石棚の下には赤色顔料で彩色された幾何学模様の壁画が見られます。
「古墳ってお墓でしょ?誰のお墓なの?」素朴な質問がとびます。えっと・・。誰のかなぁ・・。名前はわかりませんが、その時代の地方の権力者、有力者などのお墓だそうですよ。

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次に向かうは、新みつや高専ダゴ荒尾本店。萩ノ尾古墳から高専ダゴまで車の通りが多い道です。
「一列に並んでくださ~い。」「車が来ました。避けてくださ~い。」平木が頻繁に声をかけます。心配性の平木です。私達は大人ですよ。そんなに心配しなくても大丈夫。幼稚園児の遠足じゃないのだから。
助丸橋の上から関川をのぞいてみると、なんとなんと、大きな鯉が。主だね、きっと。あまりの大きさにびっくりして写真は取り損なってしまいました。すみません。逃した魚は大きいと言いますが、いやいや本当に大きかったです。「今はもう鯉を捕って食べる人のおらんけんねぇ」そうか、それで大きくなったのか。

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やっと高専ダゴ
オーナーの北原さんが高専ダゴを焼きながらお店の歴史をお話しくださいます。お店に入って皆にお水をついでくださった参加者のかた。本当は私達がしなければいけなかったのに、ありがとうございます。
「まさか、ここで食べると?」びっくりしていた方もいましたが、折角なら大きな大きな高専ダゴをひっくり返すところを皆に見ていただきたい。案内人の気持ちです。じゃあ、そのひっくり返した高専ダゴをどうするのか?後でスタッフが美味しく・・・。いやいや、皆で食べましょう。ということで、焼き上がった高専ダゴスペシャルは皆で美味しく頂きました。北原さんが、マヨネーズで粋な計らい。ツアーのタイトルを書いてくださいました。
えっ、 再発見ツアー ??? 新発見だよ~。間違ってるよ~。言えませんでした。まぁ、どっちでもいいか。

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でも、後でわかったことなのですが北原さんは決して間違っていませんでした。これは北原さんの名誉(何の名誉かはわかりませんが)のためにはっきりと書いておきます。間違っていたのは私達です。どういうことかと言いますと、『名札』です。ツアーの参加者の方には、ツアー名を書いた名札を首からかけていただいているのですが、これが『再発見ツアー』となっていました。昨年度は『再発見ツアー』、今年度装いも新たに『新発見ツアー』に変わったんです。装い新たにしていませんでした。申し訳ありません。反省だらけです。

さあ、最後のポイントに向かいましょう。高専ダゴを出て助丸地区の中の細い路地を通って進みます。(この道もとても綺麗。ゴミひとつ落ちていませんでした。)
浄土真宗本願寺派 西養寺。
西養寺は大変歴史のあるお寺です。まず、立派な本堂にお参りさせて頂きました。
その後、住職さんはお留守だったので、息子さんの涉海さんにお話を伺いました。仏様のご縁での巡り合わせ。
今回は、外の宗派の方もいらっしゃるだろうと言うことで、宗派の教えではなく、『本当の宗教とは?』というお話を朗読して頂きました。とても素敵な声でわかりやすい話に皆、真剣に耳を傾けています。
そして、お経のお話。経という言葉には縦糸という意味がある。織物の縦糸が横糸を支えて美しい模様がある布を織り上げていくように、お釈迦様の説かれた言葉を美しい縦糸に・・・。と、中島みゆきさんの『糸』の歌詞を読まれながら、これまたわかりやすく、私達が心豊か生き、そして必ず迎える死について、仏様の教えを説いてくださりました。

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今回のツアーはちょっと盛りだくさんでしたが如何でしたでしょうか?
少し時間が押してしまい解散の挨拶もそこそこに終了となりました。本当にありがとうございました。
まだまだ、反省点がいっぱいの案内人ですが、楽しいツアーになるようにこれからも頑張ります。

次回は6月24日(土)『府本の歴史散策』府本公民館の9:00集合です。府本の交差点を目指して来てください。案内人が駐車場の案内をしています。